こんにちはゲストさん
古くより受け継がれる郷土料理「角煮」や新たな「角煮まんじゅう」を通して、長崎の伝統と文化を守り続ける和食料理人の拘りをご紹介します。
角煮を知り尽くした職人が
厳選した素材と高い技術でつくり上げた
長崎伝承・卓袱料理”角煮”です。
【昔ながらの厳選素材】
『皮付三枚肉』と呼ばれる豚のばら肉を使用しております。
下ゆでを丁寧に繰り返すことで余分な脂分と臭みを落とし、豚皮の下に透き通るような脂身と赤身肉が重なる特別な豚肉です。
丁寧さを欠いてしまうと3枚の肉が剥がれてしまうので、丁寧な下ゆでと煮込みが要求されます。
しょうゆ協業組合様に特別に製造いただいた“酒精 無添加国産丸大豆しょうゆ”のみを使用しています。 醤油の原材料である大豆・小麦は全て国内産のものを使用しており、醤油本来の“甘さ”・“辛さ”が絶妙で、色艶も角煮家こじまにとって最適なものに仕上がった醤油で、角煮まんじゅうの味の源でもあります。
味は秘伝のたれで決まりますが、たれが染み込んでいないと美味しく仕上がりません。たれの旨味をたっぷりと染み込ませるため、ひと晩かけて冷ましながらじっくり漬け置きします。
翌朝、角煮は秘伝のたれをたっぷり染み込ませ、甘辛いしょうゆのにおいを漂わせながら食をそそる美味しそうなしょうゆの色をまとい完成します。
通常、皮付角煮にはメキシコ産(ソノラ州)の豚肉を使用しております。
メキシコには日本人スタッフが常駐し、厳しい管理の中『TIF認証施設』の高い衛生条件で屠畜された信頼ある豚肉のみを使用しております。また、ホルモン剤や遺伝子組換穀物は一切使用していないので安心・安全、美味しさの成分分析・比較を行った結果も輸入豚の中では国産に近いものですので、当社では積極的にメキシコ産豚肉を推奨し使用しております。
鹿児島県とほぼ同じ緯度に位置し、日本同様に雨季があり、類似する気候で飼育されていることもあってか、日本で飼育された豚に近い味と食感が特徴的でした。
他国の豚肉も様々に試験しましたが、メキシコ産の皮付三枚肉は味と食感で最も「角煮」に適した豚肉と判断しています。また、国独自に輸出製品の衛生品質を整えるための「TIF認証」の普及に取り組んでいたことも判断要因でした。
まんじゅうの生地は100%国内産小麦粉を使用しています
まんじゅう生地(皮)のことを当社では「割包 (カーポ)」と呼んでいます。
北海道産と九州産の小麦粉を独自にブレンドした小麦粉を使用した割包が当社の自慢です。
もっちりとした確かな歯ごたえ、しっとりとしたつややかな舌触りのふかふかの割包です。
ほんのり感じる甘さが、甘辛角煮を包み込んで、味のバランスを絶妙なものに仕上げることができました。
他では味わえない角煮まんじゅうをご堪能いただけるものと自信をもって製造しております。
安心と安全のため、より厳しい目をもって製造しています
より衛生的に安全な食品製造を目的として、2010年8月に新工場を設立しました。各作業工程ごとに分かれた部屋に専任責任者がおり、常に品質と品位が保たれるようチェックを行い、様々な商品を製造しております。 新工場の設立により、1日に大量の商品発送を可能とする出荷場を備え、受注、製造、出荷を効率よく安全に行えるようになりました。これからも、現状に甘んじることなく、品質に妥協せず、飽くなき追及の先に、「お客様の満足」を満たせる食品があると信じ、安心・安全で美味しい食品製造を続けたいと思っております。
角煮家こじまCM『だからうまい編』